社団法人日本測量協会
平成17年2月28日 −測量技術者として学習すべき事項を体系化− |
社団法人日本測量協会(会長 中川一郎)は、測量技術者として学ぶべき事項を体系化した「測量の学問体系」をとりましとめましたので、3月1日(火)から公開します。 近年の測量技術は科学技術の進歩によって画期的な変革を遂げており、また、測量が関わる利用分野も多様かつ広範に広がっていますが、時代に即した測量を行う技術者を育成する教育環境は 充分に整っていないのが実態です。公共事業の品質を確保するための測量技術者の技術力向上のため、測量とは何か、測量に必要な教育は何かといった課題を掘り下げ、測量技術者が学ぶべき 測量の学問・技術・科学を、測量教科科目という形で体系的に整理した「測量の学問体系」を取りまとめました。 社団法人日本測量協会は、測量技術の普及と技術者の向上をはかるため測量教育や技術認定を行っています。現在の測量教育の諸問題を検討するため、平成10年10月に測量教育委員会 (委員長 千葉工業大学教授 小泉俊雄)を設置し、測量教育に関する研究と検討を重ねてきました。本書は、その検討成果として取りまとめられたものです。
本書は、従来の教科に加え,法規、新しい測量技術、工程計画や積算、事業経営に関する事項まで含んでおり、次のような目的に利用することでがきます。 本書を、学校や測量実務の教育の場で利用していただけるよう、(社)日本測量協会の特別会員、測量関連の教育機関、官公庁などへは無償提供する予定です。 また、本書の購入を希望される方には、有償配布も予定しています。 詳細につきましては、●説明資料(pdf)をご覧下さい。
■お問い合わせ : 会員業務術センター 会員部長 山本 博 電話03-5684-3352 ●本の購入を希望される方 : 会員業務センター 刊行部 電話03-5684-3354 |